皆さんこんにちは。アールグレイです。
今回は、ニッパーについてお話ししようかと思います。
今回紹介する工具メーカーの工具はこちら。
ゴッドハンド株式会社
ゴッドハンド株式会社
こちらの会社の商品も、家の会社で取り扱っている商品です。
で、一般小売店に出回っている商品として、下記の物があります。
- アルティメットニッパー
- ブレードワンニッパー
- こどものニッパーEX
- ケロロニッパー
の四種類です。このほかにも、左利き用のニッパーやマスキングテープを切るためのニッパーなんかもありますが、この商品はゴッドハンドさんの公式ウェブサイトでの販売になります。
一般販売してほしいのですが、商品は国内の職人さん手作りとのことなので、なかなか増産が難しいようです。
片刃ニッパー
一般流通しているニッパーのうち、三種類は『片刃ニッパー』と呼ばれるものになります。
アルティメットニッパー ¥4800
ブレードワンニッパー ¥3800
こどものニッパーEX ¥3200
片刃ニッパーとは、刃の片方がまな板状になっており、従来の挟んで押し切るものとは違い、包丁で物を切るイメージを持ってもらうと分かり易いと思います。
このニッパーの利点としては、切り口が綺麗だということ。
今までのニッパーだと、一度切ってからデザインナイフや、やすりで削るという作業が必須でした。
しかし、このニッパーならば、一度切っただけで綺麗な仕上がりになります。
とはいっても、このニッパーを使っても二度切りの処理はおこなったほうがいいです。さらに綺麗に仕上がりますから。
欠点としては、使い方を間違えると、使い始めてすぐに壊れる可能性があるということ。
この片刃ニッパー全般に言えるのですが、刃先で切ったりねじったり、太い物を切ったりすると、刃が欠けたり折れたりします。
そういうことはしないようにしましょう。工具というのは基本デリケートな物です。使い方を誤ると五千円近く出して買った商品がすぐ使えなくなります。
しかし、このニッパー三種類ですが、初期の物より改良されています。でも過信はダメなので丁寧に扱いましょう。
また、ブレードワンニッパーは切れ味を若干落としてはいますが、耐久性はアルティメットニッパーよりも上がっています。
こどものニッパーEXも同様です。
でないと、公式キャラクターの「ニパ子」が壊れた工具の恨みを晴らしにあなたのそばにやってくることになります…(笑)
唯一の両刃ニッパー
吉崎峰先生原作の「ケロロ軍曹」とのコラボニッパーであるケロロニッパーはお値段¥1200という低価格帯ながらも、抜群の切れ味を持っています。
現在は、流通分がメーカー欠品のため、お店に残っていたら買ったほうがいい商品です。
肝心の切れ味ですが、自分で使ってみた感じでは他社製品である「タミヤ精密ニッパー」「ミネシマ 薄刃ニッパー」とほぼ同等だと思います。
ガシガシパーツとか切る方はこちらのほうがおすすめかもしれません。
アルティメットニッパーとケロロニッパー二個持ちとかも良いかもしれないです。
低価格帯のニッパーのため、
使えなくなったらすぐ交換。
ということが考えられるかもしれませんが、案外安いニッパーのほうが丈夫で長持ちします。
結構丈夫なんですよね。無理な使い方をし続けない限り壊れはしません。使う人次第ということです。
メンテナンスしてますか?
ゴッドハンドさんからは、ニッパーメンテナンスキットなるものも発売されています。
写真は古いので申し訳ありません。
現在は、パッケージが違っていますが、中身は同じです。
セット内容としては、潤滑油と防錆剤がついています。ニッパーは鉄でできているため、指に着いた油や湿気でサビてきたりします。
月に一回は最低でもメンテナンスをしていったほうが工具が長持ちしますので、購入を考えている方は購入をお勧めします。
なんで新潟なの?
新潟は、結構工具の産地であります。ツノダ・シンワ測定器など精密な工具メーカーの会社の所在地であります。
で、ゴッドハンド株式会社もその一つなのですが、『ツノダ』の模型工具専門として立ち上がった会社のようです。
ツノダは、模型工具もありますが、普通の工具も取り扱っているメーカーです。そこから、模型専門の工具メーカーとしてゴッドハンド株式会社が出来たということです。
模型制作のストレスを少しでも軽減できるような商品をこれからも世に送り出してもらいたいです。
こちらで紹介した工具は、一部を除いて全国の模型店や量販店で取り扱っています。お店にない場合は、公式ショップかAmazonなどのネットショップでお買い求めください。
それでは、楽しいホビーライフを。